2017/09/29

心理的ストレスが脳に与える影響

 

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『心身一如』心と身体は一つであり、別々に考えることはできない

 

心と身体は密接に関係しあい、心の問題は身体にも影響します。

 

いくら施術してもなかな良くならない時、脳の深部にある心の傷がブレーキをかけています。

 

それを認識している人はほとんどいません。

 

なぜなら、大きなショックを受けた時の防衛策として記憶の片隅に追いやろうとする無意識の反応があるからです。

 

しかし、意識には上らないだけで身体反応は起こり続けますから、不快な症状となって私たちを悩ませます。

 

それは、筋肉の緊張かもしれませんし、内臓の機能低下かもしれません。

 

無意識に起こる身体反応ですから、原因も分らないまま生活することを余儀なくされ徐々に疲弊してしまいます。

 

そんな負のスパイラルから抜け出すためには、

 

脳の奥深く、扁桃体に刻み込まれた記憶の再学習を行うことでブレーキを解除する必要があるのです。

 

ストレス反応とは?

 

強い心理的ストレスをうけた場合、身体はどのような反応をおこすのか?

 

 

ストレス⇨偏桃体⇨コルチゾール⇨逃げるor戦う

 

というように原始的な反応を起こします。

 

これは、生命の危機に遭遇した際に、生き残るための反応です。

 

身体は交感神経が優位な状態になります

 

  • 心拍数上昇
  • 血圧上昇
  • 高血糖
  • 瞳孔散大
  • 立毛筋収縮

 

いわゆる臨戦態勢で、爬虫類と同じような状態。考えてる暇などないので思考が停止

 

生き残るために素早く逃げるか、一気に襲い掛かり敵を撃つようなモードになるわけです。

 

ストレス反応には、脳のどの部位が関わっているか?

 

 

 

  1. 脳幹 ⇨ 生命維持中枢
  2. 大脳辺縁系 ⇨ 感情記憶
  3. 扁桃体 ⇨ 生命の危機に反応、ストレス、不安、好き嫌い

 

強いストレスを受けると最初に、脳の深部にある扁桃体が反応します。

次に扁桃体

 

  • 海馬(大脳辺縁系)に指令を送り、情動的な反応
  • 脳幹に指令を送り、逃げるか戦う

 

という流れで反応していきます。

 

そして、これらの反応は脳の深部に記憶として保管され危険を回避しやすいように学習されるのです。

 

ですから、同じようなシチュエーションでは偏桃体はすぐに発火し危険に備えるようになるわけです。

 

このストレス反応がどのような時に問題となるのでしょう?

 

それは、逃げることも戦うことも出来なかった場合です。

 

生命の危機的状況においてどうする事も出来ないと脳はフリーズしてしまい

 

『自分ではどうする事も出来ない』

『もうダメだ』

 

となってしまった時に扁桃体はパニックになり、その記憶が刻み込まれてしまいます。

 

こうなると、

 

身体的不調

努力出来ない

飛躍することも困難

 

幼少期などの脆弱な時期にこのような経験をしてしまうことは本当に良くないことで、無気力状態を引きずってしまいます。

 

扁桃体に刻み込まれたものは消せないが、再学習することは可能

 

一度記憶されてしまた経験を消すことは出来ないのですが、訓練によって克服する事は出来ます。

 

何故か分らないけど

 

体調が優れない

やる気が起こらない

憂鬱になる

 

などのもとになっていることを再学習して手放すことが出来たら、その後の人生においてどれほどの恩恵を受けられるでしょう?

 

心理療法とは、その隠された心の傷を克服して一歩踏み出すことです

 

 

強いストレスによって偏桃体に異常を起こした場合は、身体の緊張をコントロール出来ませんから手技療法ではなく心理療法が効果的だという事がおわかり頂けたかと思います。

 

心身相関であることは、心の痛みと、身体の痛みも関係しているということです。

 

心身共に健康になるためには、心理的ブロックを解除し前に進むことではないでしょうか。

 

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