2017/09/27

STEP2-2 痛みは大切なサイン

 

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STEP2-2 痛みは大切なサイン

 

当院では、痛みはサインとして捉えています。

 

痛みは、そこになにか問題があることを知らせてくれる警報(アラーム)です。

 

ですから、痛みの警報を鳴らしている原因を解消しないかぎり痛みが治まらないのは当たり前のことです。

 

身体のシステムのどこかに問題がなければ警報(アラーム)は作動しません。

 

 

痛みの種類について

 

 

急性痛

 

急性痛に明確な役割があります。

 

指先を切ったり、足の指をぶつけた時の痛みは経験あるかとおもいます。これらが急性痛です。

 

急性痛は危険を知らせてくれますし、その後に続く炎症の痛みも含め組織修復のための必要なものとなります。

 

稀に、先天性無痛症という痛みを感じない病気の人がいますが、全身傷だらけで長生きも出来ないようです。

 

身体を守るうえで最も大切な感覚が痛覚であると言っても誤りではないはずです。

 

慢性痛

 

急性痛に役割があるのに対し、慢性痛はよく分かってないのが現実です。

 

なぜなら、

 

  • ケガが治っているにも関わらず痛みだけ残っている
  • レントゲンやMRI撮影をしてもなんら問題がない
  • 痛み止めをのんでも効かない

 

炎症や発痛物質の関与がないにも関わらず長期間痛みが継続している状態だからです。

 

慢性痛であっても何らかのサインと捉えると解決策は見えてくる

 

慢性の痛みであっても、何の理由もなしに起こりえないというのが私たちの考え方です。

 

なぜかと言うと、

 

臨床で原因不明の疼痛が改善していく場合、本人の自覚していなかった問題が浮き彫りになっていくからです。

 

それは、昔の出来事のこともあれば、現在の問題のこともあります。

 

痛みと向き合うことは、自分と向き合うことでもあります。

 

痛みは目に見えないものであり、自分以外に感じることの出来ないもの

 

痛みとは、物質ではないのです。

 

目に見えないものを画像でとらえようとしても無理があります。

 

痛み自体を追いかけても迷宮入りしてしまうのは、この掴みどころのない痛みの特性からでしょう。

 

脳が痛みを感じているので、脳に働きかける必要がある

 

組織の損傷がないのに痛みがある場合、それは脳の認識の問題です。

 

脳の神経細胞は、絶えず縄張り争いをしていて頻繁に使う領域があまり使わない領域を占領する特性があります。

 

これを神経可塑性と言いますが、痛みを長く感じていると痛覚の領域が広がってしまいます。

 

慢性疼痛において神経が興奮する領域は、普段は以下ような働きをしている部位です。

 

  • 思考
  • 感覚
  • イメージ
  • 記憶
  • 運動
  • 情動
  • 信念

 

これらの脳機能を活性化させて、痛みの神経を抑えていくよう学習することで疼痛を抑える事ができるのです。

 

そのためには、脳機能を低下させた原因を詳細に探っていくことと、再学習を必要とします。

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