2017/09/29

肩関節脱臼の後遺症を残さないために!カギを握る整復後のアプローチとは?

 

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こんにちは。沖縄も北風が強まり冬らしくなってきました。

 

沖縄の西海岸では波があがりサーファーにとってはシーズン到来です。今日は西海岸某所にてサーフイン中に肩関節を脱臼してしまった後輩サーファーY・M君の予後についてシェアしていきたいと思います。

 

Y・M君は肩関節の可動域が完全回復したのが余程嬉しかったのか、フェイスブックで当院のさくら部員の様な投稿(わざとらしい)までしてくれました(笑)

 

Y.M君のフェイスブックより

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から

俺の肩が……、俺の肩が良くなってるぞ〜〜〜!!!

 

肩脱臼から1ヶ月ちょい
腕の良い先生のおかげで肩が完全に上がるようになり可動域を取り戻した!

 

肩の脱臼は予後が悲惨て噂で聞いててビクビクしてたが、適切な施術をしたら治るみたいなので良かったス!

 

サーフィン復活まであとちょい!!
でも寒いからあんまし行く気が起きん笑

以上

 

肩関節はサーファーの生命線といっても過言ではないと思います。如何に機能障害を残さないで海に復帰出来るようにするかが課題でしたが、彼は見事に復活してくれました!

 

私を頼って来院してくれたことに感謝です。

 

脱臼=固定という古い概念が予後を悪くしている?

 

肩関節脱臼の整復後は教科書的に3週間の安静固定というのがスタンダードな方法です。しかし、3週間も関節を動かさないでいると拘縮と言って関節自体の動きが悪くなってしまい、その後のリハビリにかなりの期間を要してしまいます。

 

更に問題なのが、脱臼するほどの大きな力が加わっている訳ですから関節の構成要素は本来の位置から大きく逸脱し機能不全状態で、しかも長期間固定するという事ではないでしょうか?

 

雑巾を思いっきり絞ったような状態で放置されるようなものです。これでは肩関節が可哀想です…

 

もちろん固定は必要なことですが、私の場合は骨折等の合併症がなければ炎症が収まりしだい自由化していきます。経験上こちらの方が回復が早いので。

 

一般的な脱臼処置の問題点をまとめてみると

 

 

①整復後、関節内に骨が戻っているがまわりの靭帯や筋、腱、神経動脈等は歪み緊張状態のまま

 

②肩以外の部位も外力が残っている

 

③脳が過剰な防御反応を起こしているため筋弛緩できない

 

④オステオパシーをされている方以外は分かりにくいが、身体を駆動しているシステムが止まっている

 

ですから、これらの問題を受傷後なるべく早い段階で取り除く必要があります。

 

ゴールデンタイム72時間以内が理想です。その後、身体はバランスを取ろうと代償作用が働き肩以外を巻き込み複雑化していく事になります。

 

そんなに早く動かしてしまったら反復性脱臼に移行してしまわないか?

 

私自身もその様に考えていた時期もありますが、オステオパシーの哲学である相手の身体組織に耳を傾けるようになってからはもっと良い方法があるという事に気付くことが出来ました。

 

反復性脱臼は関節の袋と靭帯の裂け目がきちんと癒合しなかったために起こるわけですから、受傷後の歪んだままで固定するより、裂け目に対して引き離す力が加わらない状態にしてた方が合理的ではないでしょうか?

 

さらに、固定する姿位で調整するよりも普段の状態で関節の組織の張力が均一で関節包や靭帯に引っ張る力がかからない状態にした方がより良くなると思いませんか?

 

それでも、脱臼は固定ですかねぇ?

 

古い概念を壊すのは難しいことですが、私やつくばのGハンド古村院長は即効で動かします。

 

なぜなら、どこまで動かしたら良いのか、どの方向に動かしたら良いのかは身体が教えてくれるので壊すことなく動かす方法があるからです。痛みはありますけど…

 

でも、早く良くなります!

 

脱臼したらまず整形外科を受診して下さいね

 

整骨院に脱臼の患者さんが来なくなって久しいですが、現在は柔道整復師に脱臼と骨折の診断は認められていません。

 

医師のみがレントゲンやMRIなどの検査機器を用いて診断する事が出来ます。

骨折等の合併症がないかの画像診断は最も大切です。

 

診断だけしてもらって整骨院で整復するなんて人はいないはずです。整復は早いほうがいいので移動時間すら勿体ないですよね。

 

一刻も早く機能回復したいと思っているならOnedrop整骨院は後療法で力になれると思います!

 

整形外科に診断権と整復を持っていかれしまった我々に残された道はリハビリのみ。整復料と初回処置と後療法代を比較すると1/10です(涙)出がらし…

 

というのは冗談で

 

柔道整復師が残された分野でどれだけ結果を残せるかだと思います。他と同じことをやっていたのでは存在価値なくなちゃいますからね。

 

毎日、何時間もクライアントさんの身体に張り付いて身体のシステムを探求してきた副産物として通常の施術期間の半分位で改善出来るようになりました。やっぱりオステオパシーを学んできて良かったと思います。

 

脱臼する人って少ないですよね?

 

人生で一度も経験しないひとが大半です。

 

臨床の件数が少ないから反復練習する機会がなく、効果的な後療法が確立されてないのかななって感じます。

 

オステオパシーの手技では

 

 

①炎症 ⇨ 体液(フルイド)に働きかけることで消炎を図る

 

 

②疼痛でまったく動かせない ⇨ 一番楽な所で動きが出るのを待つ

 

 

③ある程度動かせる ⇨ アンワインディング(巻き戻し)動きたい方向についていく

 

大雑把ですが、相手の状態によって臨機応変に対応する事が出来るんです。もちろん昔の後遺症でも大丈夫です。

 

もし、不運にも脱臼経験者になったしまったらOnedrop整骨院が力になれるはずです。

 

 

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