2017/10/01

先生によって診断が異なる理由と原理

 

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A先生は腰が悪いと言うけど、B先生は足が悪いと言うのはなぜ?

 

病院の検査にしろ、整体の検査にしろ10人の先生が同一のクライアントさんを診た場合の診断が異なることは多々あります。おそらく、この差異をなくす事は不可能でしょう。

 

クライアントさんは混乱してしまいますよね

得意な分野によって診断は変わる

 

要は、先生のバックボーンに左右されるということです。

 

腰専門の先生は腰に原因を、足専門の先生は足に原因をといった具合に得意分野を強調してみる傾向が強いわけです。このクセがあるために同じ現実を見ることが出来ず、まちまちの診断になってしまいます。

 

診断が異なっていても、施術がうまくいくのはプラシーボ効果なのか?

 

プラシーボ効果もあるでしょう。

 

もう一つの答えとしては、酒樽モデルという考え方で説明できます。

 

ビールジョッキにビールを注ぎ続ければ、いずれ溢れてしまいます。この溢れた状態が腰痛や膝の痛みととらえます。要は、溢れないようにすればよいので解決策は

 

  1. お酒を注ぐのをやめる
  2. 中身をすくって減らす
  3. 器自体を大きくする

 

のいずれかになると思いますが。

 

悪い箇所を診断し施術する行為は、2.中身をすくって減らす になります。

 

症状=1つの原因ではないので、痛みに関係している場所ならどこを施術しても効果は見込めるわけです。

 

あとは、先生によって

 

『〇〇さんの痛みの原因は〇〇でしたね』

 

となるわけです。

 

私の臨床でのケース(首、頭痛、頭部のダルさ)

 

最近、いらしたクライアントさん、初診時の検査で肺に瘢痕様病変を触診にて感じました。

 

過去に、肺炎や気管支炎の既往歴がないかを伺うと、小児期に罹患しているとのこと。

 

その他、既往歴にモヤモヤ病の手術のため開頭し、動脈のバイパス術をされていました。

 

小学生の頃より、過呼吸(大きな呼吸を短時間に繰り返す)後に、脱力発作などをおこしていたそうです。病院にて、CT、MRI検査の結果発覚し手術をされています。

 

このときの脳神経外科の先生は、モヤモヤ病の専門の先生だったようです。

 

時系列的に見た場合は、呼吸器の疾患が先に起こっています。モヤモヤ病の中大脳動脈の閉塞との因果関係はわかりませんが、過呼吸時の酸欠との関係はあってもおかしくはないと思います。

 

現在、3回の施術をおこなっていますが、今のところ肺、気管支、縦隔の施術がメインです。特に、瘢痕組織の施術は時間がかかっています。(まだまだ未熟です)

 

術者は、先入観なしに自分の見せられたものに対して施術するのみです。

 

呼吸系の機能回復を図って改善するのか?

 

脳神経系のアプローチも必要なのか?

 

そのほかにも原因があるのか?

 

今ある症状との因果関係を探求していく中で答えが得られるでしょうが、この答えも術者ごとに異なることでしょう。

 

実は、診断結果が違うのは当たり前だった!

 

私のバックボーンは、オステオパシーですので筋骨格、内臓系、神経系、脈管系というフィルターを介して診断しています。自分自身では気付いていないクセや傾向もあることと思います。

 

なるべく偏らないよう注意していますが、完璧はむりでしょうね…

 

結果が出れば何でもいいんです。

 

みなさん、診断結果が違っても気になさらないで下さいね

 

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