副腎疲労症候群

副腎疲労症候群ってなに?

 

米国の医師ジェームズ・L・ウィルソンによって紹介された疾患で、アメリカでも数百万人が苦しんでいると言われています。

 

日本では、一般的ではないため見過ごされてしまうケースも多く、うつ病などの精神疾患として扱われてしまっています。

 

米国アンチエイジング医学会では、さまざまな病気や症状を診察する場合、まず『副腎疲労がないか?』疑うことになっているそうです。自己免疫疾患やがんなどの治療の際も、副腎ケアは常識とされています。

 

副腎はストレスと戦う臓器

 

ストレスに晒されたときに、人体は戦闘モードに切り替わります。その際、左右の腎臓の上にある副腎という臓器からストレスホルモンを分泌して対応します。

 

この作用は生命を守る大切な役割があり、命の危機を回避するために備わっています。

 

しかし、日常的にストレスを抱えていると副腎は過度に働かなくてはならず、だんだん疲労してきてコルチゾールなどのストレスホルモンの分泌が減少してしまいます。

 

結果、疲労をはじめとした様々な症状に悩まされるようになります。

 

この猫みたいにぐったり

 

 

整骨院を受診される患者さんの中にも、副腎疲労の疑われる方はたくさんいらっしゃいます。そして、治りにくいのが特徴です。

 

副腎疲労=エネルギー不足ですから、身体を修復する余力がなくなってしまい痛みや炎症が長引いてしまいます。

 

後ほど、詳しく説明していきますが、副腎疲労症候群は自分で治すことが可能です。生活習慣を見直すことで改善していきますので。

 

セルフケアに取り組んでいただくことで効率よく痛みや炎症を抑えることが出来るようになります。

 

自然界のストレスと現代社会のストレス

 

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自然界のストレスは?

 

元々、副腎は長期的なストレスに耐えられるようには出来ておりません。それは、自然界や昔に目を向けるとよく分かります。

 

例えば、自然界のシマウマはどんな時にストレスを感じるでしょうか?

 

それは、肉食獣に追いかけられる時や子供がライオンなどに追われるなどの危険に晒されている時です。この時シマウマの副腎はフル稼働し、一生懸命逃げます。

 

しかし、粘り強く追いかけられ3分くらい経ってくると副腎からのホルモンが減少してきて体が動かなくなってきて、肉食獣に捕らえられ食べられてしまいます。

 

このように、自然界の動物や我々の先祖は、危険に晒された瞬間瞬間の生存本能としてストレスと相対してきました。これは言わば、急性のストレスです。急性のストレスはエネルギーを集結させる力があり、生きるための必要なストレスです。

 

では、我々を取り巻く現代社会ではどうでしょうか?

 

今の日本では、肉食獣に捕食されるような危険はほぼありません。その代わり、様々なストレス要因があります。

 

副腎疲労を引き起こす原因とは?

 

1、慢性的なストレスにさらされる

2、パートナーとの死別、離婚

3、人間関係や職場環境

4、不安、恐怖症

5、肉体を酷使

6、環境毒素への曝露

7、睡眠不足

8、食生活の乱れ

 

3段階の副腎疲労

 

第1段階(軽度の副腎疲労)

 

・医療機関にかかろうと思うような身体症状は特になく、意欲やエネルギーに満ちており比較的充実してやれている状態。(ワーカホリックになりかけ)

・夕方になってくると疲労感が出てきてフラストレーションが溜まってくる。(持久力の低下)

・ストレスホルモンが増加傾向。

 

第2段階(中程度の副腎疲労)

 

・意欲やエネルギーはあるが、午後から夕方になると疲労感。(ワーカホリック)

・眠れない、朝起きるのが辛いなどの症状が発現。

・覚醒作用のあるものを欲する(コーヒーや甘い物、アルコール、タバコなど)

・覚醒作用のあるものを摂取すればまだ頑張れる。

 

第3段階(重度の副腎疲労)

 

・燃え尽き症候群(うつ状態、無気力、何もやる気にならない)

・様々な身体の不調が出る

・甘いものや嗜好品への依存傾向

・副腎のホルモンは完全に低下し様々なストレスに対処できない。(副腎の慢性的な機能不全)

 

特に第2、第3段階では、ここに書いてあること以外にもたくさんの症状があり、症状の出方も人によって様々です。上記のリンク先に副腎疲労の主な症状が詳しく書いてありますので是非チェックしてみてください。

 

 

 

副腎疲労の引き起こす症状とは?

 

あなたはいくつ当てはまりますか? 

□いくら寝ても疲れが取れない

□朝起きるのがつらい

□カフェインを取らないと覚醒しない

□いつも眠い

□鼻炎、ぜんそくが悪化

□アレルギーが悪化

□甘いものを食べたくなる

□体重増加

□抜け毛

□風邪が治りにくい

□便秘

□冷え性

□関節炎

□むくみ

PMS

□性欲低下

□集中力低下

□記憶力低下

□憂鬱

□立ちくらみ、めまい

チェック項目が3つ以上ある場合は、副腎疲労が疑われます。

 

 

副腎から分泌されるホルモン

 

 

副腎は、50種類以上のホルモンを分泌していますが、その中でも副腎疲労症候群と関係の深いホルモンの作用を知ることで理解が深まると思います。

 

コルチゾール

副腎皮質の束状帯で生成、分泌され、細胞のエネルギー源(ぶどう糖)をつくり、身体の修復や回復のためにタンパク質代謝を行う。

 

強力な抗炎症作用、ストレスから身を守る。

 

アルドステロン

副腎皮質の球状帯で生成、分泌され、体内のミネラル量を調節してます。アルドステロンの分泌量が低下すると、NaやKなどのミネラル不足になり脱水症状を引き起こします。

 

その結果、だるさやめまい、立ちくらみを起こします。

 

アンドロゲン

副腎皮質の網状帯で生成される性ホルモンで、主に生殖器系に作用します。分泌異常により、性欲減退、PMS、更年期障害などと関わります。

 

最適なホルモンバランスとは?

 

ホルモンとは微量で生体の代謝に大きな影響を与えますので、多すぎても、少なすぎても問題を起こします。

 

そして、分泌量には個人差があるので適量が異なり、一日の中でも変動し一定の数値ではないので体調をみながら探っていく必要があります。

 

一般的には、朝4~6時位から分泌量が増えはじめて8時位にピークを迎えると言われています。そこから徐々に低下していきます。

 

ホルモンは、適切なタイミングで適量の分泌が起こることが理想です。

 

コルチゾールが過剰になると

 

□イライラ

□不眠

□不安

□動悸

□パニック発作

 

コルチゾールが欠乏すると

 

□依存症

□疲労

□脱力

□うつ症状

 

なぜ、コルチゾールが枯渇するほど必要なのか?

 

 

 

おそらくは、体内で慢性的の炎症が起きていて、その炎症を抑えるためにコルチゾールを大量に使い副腎が疲労するためでしょう。

 

リーキガット(腸漏れ)症候群をはじめとする慢性的な消化管の炎症を起こしていると、常にコルチゾールを必要としますので産生が追い付かなくなり欠乏状態となってしまいます。

 

その他、慢性感染症や炎症を起こしやすい食生活、アレルギー、心身ストレスが炎症を助長して大量のコルチゾールを消費しています。

 

ですから、炎症を抑えコルチゾールの消費量を減らせ副腎疲労を改善する事が出来ます。副腎が元気になれば、処理出来なかった関節炎や神経炎の消火にコルチゾールを使うことが出来るようになり、長年の痛みを解消することも夢ではなくなります。

 

腸の炎症を抑えるために今日から出来ること

 

 

控えるもの

炭水化物、糖質、甘味料

小麦に含まれるグルテン

乳製品

タバコ、アルコール

添加物、保存料、農薬、化学薬品

コーヒー

揚げ物類、水素添加された油

大型魚、養殖魚(重金属、抗生物質、抗菌剤の問題)

 

 

おいしいものばかりですね!しかし、副腎疲労には天敵ですので頑張って控えましょう。

 

 

 

積極的に摂取するもの

天然塩

発酵食品

カルシウム、マグネシウム

亜鉛

セレン

オメガ3系の油

タンパク質

新鮮な野菜

ビタミンB群

ビタミンC

ビタミンD3

ハーブ(甘草、ロディオラ、アシュワガンダ等)

 

 

日常生活においては、適度な運動を心がけ、十分な睡眠を心がけ規則正しいリズムの生活をしましょう。昼寝や仮眠も積極的に取ると良いと思います。

 

実際、セルフケアだけで改善してしまうケースも多いですし、長期化、重症化している場合は治療とセルフケアを併用しなて対応します。

 

専門家と行った方がよいもの

 

カンジダ真菌の駆除

カンジダ真菌にアプローチする際に注意が必要なことは、ダイオフといって症状が悪化することがあります。

 

重金属のデットクス

重金属の種類、排毒させた組織によって方法が異なるので専門知識のもとでデトックスをおすすめします。

 

重度な心理的ストレス

本当のトラウマは、脳が認識しないようになっているので、自分で気付くことが出来ません。

 

当院での副腎疲労の施術について

 

副腎皮質から分泌されるホルモンであるコルチゾールは炎症が起きていたりすると分泌されます。まずは炎症や感染症の有無をチェックする必要があります。

 

・リーキガット症候群に対する施術

特に、リーキガット症候群のような腸管の慢性炎症があったりすると副腎からのコルチゾールが使われることになり副腎が疲弊してしまいます。腸内環境が悪いとガスが溜まり、横隔膜が上に押し上げられ、腹部の臓器を繋ぐ血管は引き伸ばされます。すると、肝臓や腸、脾臓、副腎などの臓器の血流が悪くなってしまい、様々な症状の引き金になりえます。

・カンジダ菌対策

腸内の常在菌であるカンジダ菌が増えすぎてしまうと腸内環境が悪化してリーキガット症候群の一つの要因となることがあります。腸内環境を整えるよう施術していくことが大事になってきます。

カンジダ菌駆除は治療の過程でダイオフという副反応が出ることがあるため、専門家と施術していくことをお勧めします

・重金属デトックス

重金属中毒単体でも様々な問題を起こしますが、副腎疲労に影響していることもあります。体内に重金属が蓄積すると、活性酸素が発生しDNAを傷つけてしまったりホルモンや神経伝達の機能を妨げてしまいます。重金属のデトックスにも順序があり患者さんによって対策の仕方が違いますし、カンジダ菌との関連もあったりするので、専門家と戦略的に対策されることで、より効率的、効果的なデトックスが出来ると思います。

・副腎に対する治療

副腎疲労がどの段階なのかを検査で調べ、その方に合った必要な対処方法を行っていきます。副腎が問題なのか副腎皮質を刺激するホルモンを出す下垂体の問題なのか、副腎皮質刺激ホルモンなのか、はたまた下垂体にホルモンを送る視床下部の問題なのかを知ることも大事です。

あと、副腎疲労を起こしている方に比較的多いのがストレス感受性が高まってしまっているということです。こういう方は以前気にならなかったことが気になってストレスを感じてしまったり、何にでもストレスとして反応してしまっていることが問題になります。それに対しても対策していきます。

・オステオパシー施術

構造的な施術ポイントとして、腸や肝臓などの腹部臓器、横隔膜や大腰筋などの副腎の血流に関わるような組織に対して調整していきます。

だるいなどの不定愁訴以外の身体的症状の特徴として、

首まわりの症状、腰の広範囲が漠然と痛い、膝の内側が痛い、ふくらはぎやアキレス腱が痛い、足が疲れやすい、

と言った症状が多いです。

 

以上の事柄が複雑に絡み合っており、患者さんによって原因や解決方法が異なります。

 

副腎疲労症候群に効果的な整体法

 

仙尾関節と副腎との関係性。バイタリティーを上げる方法

 

 

チベット医学では、第1チャクラ(ベースセンター)と副腎が関係している言われています。治療では、べースセンターと左右の副腎を三角形でつなぎ反応してくるのを待ちます。

 

グラウンディングといい大地とのつながりや、肉体として生きる意思とも関係しバイタリティーを上げるために重要なポイントとなります。

 

私の習ってきた系統のオステオパシーでも、まず仙骨と尾骨の関節とその周囲のフィールドの状態を確認します。何故かといいますと、治療に必要なエネルギー源が無くなっている患者さんが多く、施術に対して身体が反応しにくいためです。

 

4のチェックポイント

 

1、仙骨、尾骨

2、下肢(股関節、膝関節、足関節)のアライメント

3、副腎

4、第1チャクラ(ベースセンタ)

 

どのような症状であっても、まず最初に確認しクリアすべきポイントでもあります。

 

土台が出来てきたらチェックする3つのポイント

 

1、視床下部、下垂体

HPA軸といい、ストレスを受けると視床下部⇨下垂体⇨副腎の順に反応を起こします。上流から下流に向かうルートで異常がないかを確認。

 

2、甲状腺

甲状腺は全身の代謝と関わるホルモンの産生器官です。糖新生と関わるため機能低下は副腎に影響を与えると考えられる。

 

3、消化器

コルチゾール泥棒である消化管の炎症を抑えるため、消化器の正常な動きを妨げている部位を探す。

 

チベット医学と西洋医学との共通点

 

西洋医学のホルモン療法では

 

1、副腎

 

2、甲状腺

 

3、性ホルモン

 

の順番でアプローチすべきという優先順位があるそうです。

 

チベット医学やオステオパシーでも副腎と関わる部位から施術を始めるという共通点があります。これは、内分泌系的にも身体構造的に理に叶っていると思います。

 

まずは、バイタリティーを上げることが最優先になります。

 

副腎疲労の回復にかかる期間

 

副腎疲労は今始まったものではなく、数カ月~数年かけて発症していますから、回復にはそれなりに時間がかかります。

 

 

第一段階(軽度)    半年~1年

第二段階(中程度)  1年~1年半

第三段階(重度)    1年半~2年

 

 

上手に自分の副腎と付き合おう

 

まず、副腎の能力には個人差があるということ理解する事が大切です。周りは頑張れても、自分が頑張れるとは限らないということです。

 

自分がどの位働けて、どの程度休息を必要とするのかを知る必要があります。それは、感覚的に得られるもので自分にしかわからない副腎からのサインです。

 

疲労なり消化器の異常を見逃すこと無く、そろそろ休息が必要なサインと認識し身体を労わるようにすれば重症化せずにすみます。

 

食生活や運動も、ストレスにならない範囲で出来ることから始め、長期的にライフスタイルを変化させることが大切です。

 

まとめ

 

病院などの医療機関においては副腎疲労症候群の認知度が低いせいか、不定愁訴に長年悩ませられている方が多くいらっしゃいます。症状を抑える投薬などはあくまで対症療法にしかならず、根本的な解決は難しいです。

 

その症状の原因は何から来ているのか?何をすれば根本的に解決していけるか?

 

ここを追求していけば解決方法が見つかるはずです。

 

 

 

様々な症状でお悩みの方、今ある症状を根本的に解消したい方は、那覇市首里オステオパシー・整骨院『ONE DROP』にご相談ください。

 

 

オステオパシーによるつのメリット

 

1、身体の歪みを原因から矯正できる

2、血液、リンパが滞りなく代謝が改善

3、自律神経のバランスが良くなる

 

結果

 

自然治癒力が最大限に働き、痛みや不調から解放されます

那覇市首里ONEDROPでは、あくまで『治す』のではなく『治る』ように全身を調整します。

 

 

\当院が他の整体・整骨院とは違う/

6つの理由

 

1、原因から施術するので効果を実感できる

 

当院では、その場しのぎの施術は致しません。

痛みの原因の多くは、痛みのある場所とは限りません。

一見関係のなさそうなところに原因が隠れていることのほうが多いのです。

ですから、痛い所に電気をかけたり、マッサージをしても何も変わらないのです。

ONE DEOPでは、痛みやしびれを起こしている原因を解消することを目的としているため、対処療法よりも効果を実感してい頂けます。

 

2、全身が施術対象

 

身体を歪ませる原因は、筋肉だけではありません。

全身の組織を施術できる技術が当院の強みです。

筋肉、骨、関節以外に内臓、神経、血管にも働きかけることが出来るため、幅広い症状に対処できるのです。

 

3、心と身体を同時に扱うことで自然治癒力を引き出します

 

当院では、心と身体は1つと捉えています。

心と身体は相互に影響しあっており、別々に考えること自体がおかしいのですが、現状はどちらかがないがしろにされています。

心身は同時に扱ったときに大きな変化をもたらします。

身体から心理的側面に働きかけることで自然治癒力を最大限に引き出します。

 

4、施術は国家資格保持者である院長がおこないます

 

当院では、アルバイトや経験の少ない術者が施術を行うことはありません。

柔道整復師という国家資格をもつ臨床14年以上の院長が、検査から施術まで責任をもって担当いたします。

院長は、現在も毎月の研修に参加し、最高の技術を提供できるよう努力を欠かしません。

 

5、充実したアフターフォロー

 

施術が終わったらおしまいではなく、患者さんが日常生活でも取り組める栄養療法やエクササイズの提案をいたします。

当院の提供する栄養療法は、その人の体質を大事にします。

ある人には効果があっても、ある人には合わない栄養素はいくらでもあります、

メディアに踊らされることなく、患者さんの反応をもとに必要、不必要を判断することで効率の良く改善していただきます。

 

6、人と人とのコミュニケーションを大切にします

 

施術とは、信頼関係がなければ成立しません。

治癒力とは不思議なもので、術者に対する信頼の度合いに比例するのです。

ですから、人と人とのコミュニケーション自体が施術になりえると考えています。

縁あって当院にお越しの方とは、誠意をもって親身に対応します。

どんなことでも構いません。気兼ねなくご相談いただけたら幸いです。

 

最後に

私自身オステオパシーに救われた一人としてオステオパシーの有効性を信じています。

どんな症状でも良くなると言いたいわけではなく、身体は勝手に治るように出来ていることを知ってほしいのです。

『痛みやしびれを解消して、自分らしい人生を取り戻したい!』

そんなあなたなら、今を変えることが出来るでしょう。

きっとよくなって、楽しい生活が待っています。

痛みやしびれを解消して『自分らしく生きたい』かたは、お気軽にご相談ください。

あなたのが来院を、心よりお待ちしております。

那覇市首里オステオパシー・整骨院

ONE DROP

院長 田神 周一郎

 

那覇市首里Onedrop整骨院

ONEDROP

Okinawa Osteopathy

〒903-0825 沖縄県那覇市山川町1-93-1コーポ平良501

098-953-6872

受付時間/9:30~19:30

定休日/日曜・木曜

 

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