60代 女性 膝関節の痛み
主訴 4〜5年前から続く左膝の痛み
・階段の降りで痛みの悪化
・スクワット時にクリック音と共に痛みが出る
筋力弱化は多少見られるが、整形外科的テストは陰性
1回目
左膝窩動脈〜大腿動脈リリース、十二指腸リリースにより体幹部から下肢へのエネルギーの流れが改善。
頭部から見ると、頚椎下部、喉(甲状腺)付近に抵抗があり、頚椎6番〜甲状頚動脈〜喉チャクラを含めエネルギーに甲状腺へアプローチ。
2回目(1週間後)
痛みの変化なし。術者側から見ると良くなってると思うのですが…患者さんの知覚ですからね。
心理的逆転 (患者さんは治りたいと思っているが、身体システムや深層心理で治癒したくない状態)の解消。自宅での解消法を1週間行ってもらうように指導。
膝蓋骨、下腿の軸の修正。
膵臓、腹腔神経叢、中々ゆるまないがリリース
左顎関節〜側頭骨のリリース。(回転性の眩暈をお持ちとのこと)
3回目(1週間後)
階段を下りる際に手すりに捕まらなくても良くなったとのこと。
右膝下動脈〜回盲部〜回腸リリース
頚椎3番リリース
側頭骨骨内の治療から、前頭蝶形縫合、篩骨と前頭眼野のスペースから健全へアクセスし終了。
今回のように構造的な変形がなく慢性的な症状において心理的逆転、甲状腺機能が身体に与える影響は大きいと思います。
甲状腺は糖代謝をコントロールしているので、血糖による動脈の損傷が考えられ動脈の支配する組織は影響を受けると考えられます。
適切なタイミングで適量のホルモン分泌、分解が行われる必要があり血中ホルモン濃度だけでは機能は判別出来ません。全体の調和があってこその機能だと学びました。
関連記事 - Related Posts -
-
2015/09/28
-
肝機能低下による慢性的な腰背部のハリ
-
2017/02/07
-
木曜・日曜 体験オステオパシー半額セッション
-
2015/11/21
-
沖縄オステオパシーセミナー
-
2015/10/17
-
全身の疲労感