2017/09/27

交通事故外傷の改善には、受傷時の記憶の上書きが有効

 

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交通事故外傷の症例

 

バイク対自動車事故により右半身を受傷したS.E様と記念撮影させていただきました。

当院をご利用いただき誠にありがとうございました。ご本人様の了解を得て施術で効果的だった事を掲載させていただきます。

 

交通事故治療のセオリー!まずは外力を抜く

 

事故に限らず、身体に物理的な力が加わった場合、膠原繊維(コラーゲン繊維)に歪みを生じます。このコラーゲン繊維は、全身の結合組織の構成組織であり骨、軟骨、靭帯、腱、筋膜、筋等に含まれいます。

 

コラーゲン繊維の特徴として、形状記憶する作用があるのですが、強い外力などによって繊維が歪んだまま固定化されると問題となります

 

ですから、交通事故後出来る限り早く外力を抜いてあげる事が最良の施術になります。

 

この際、目安となる期間は72時間です。

 

コラーゲン繊維が形状を固定化しはじめるのに約72時間と言われており、時間がたつにつれ受傷部位以外にも歪みの影響が出て修正が難しくなってしまいます。

 

受傷直後は、決して強く押したり、ストレッチしたりせずに外力を抜くことに徹したほうが賢明です。

 

交通事故=物理的損傷+脳の生命の危機に反応した記憶

 

 

S.E様の場合、最初の段階で身体内の外力を抜いておいたのですが、事故後と同じような歪みを繰り返していました。

 

身体の外力がないにも関わらず、同じような歪みを繰り返してしまう原因を探していくと。バイクを運転する事で身体が歪むことがわかりました。

 

バイクの運転している時のことを頭でイましたメージしてもらうと、左右の筋肉がアンバランスになり、右の偏桃体の緊張が感じられます。

 

人の身体に備わっている危険回避の反応として、命の危険を感じるような出来事があると無意識に避けようとします。偏桃体は生命の危機に対していち早く反応す神経核で危機回避のための反応を起こします。

 

事故後にバイクを運転することは、扁桃体や海馬にとっては『また、危ない思いをすんじゃないか』とストレスになり、無意識の筋緊張を起こしていたと思われます。

 

扁桃体の記憶を上書きするように再調整することで、歪みの再発は起こらなくなりました。

 

でも、それって命を守る大切な機能なのでは?

 

確かにその通りです。

 

命を脅かす天敵や、飢餓に対して反応する事で生き延びるために備わった機能ですが、現代社会では問題となることがあります。

 

通勤、仕事などでバイクや車なしで生活することが難しい状況でいちいち偏桃体が発火するようでは身が持たないでしょう。大脳新皮質が発達しているので思考や意図することで事故の再発は予防できるのでと説明し調整させていただきました。

 

その後、順調に回復され施術を終えることが出来ました!

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